学生時代の一人暮らし

大学生の時、初めて親元を離れて一人暮らしを経験しました。 大学1年生の1年間は学生寮にいましたので、残り3年間が一人暮らしでした。 早く自由になりたかった私は、一人暮らし初日の引っ越しの日は何よりも楽しみな出来事であり、 その後の3年間もとても幸せでした。 誰にも干渉されることなく、自分で決められる自由。 一人でゆっくり過ごすことも、友人たちを招いてお茶会をするのも、 好きなだけ好きなアルバイトに明け暮れるのも。 それらすべてが私の憧れの学生生活でした。

当時、両親には自分で思う以上の心配をかけましたが、 それでも外に出してくれたことに感謝しています。 大学卒業後は実家に戻って両親と暮らしていますが、 一人暮らしを終えたあとの引っ越しの時はあっと言う間だった3年間がとても愛おしく思えました。 一人暮らしをしたからこそ、経験出来たこと、気付けたことがたくさんありました。

学生の一人暮らしは楽しみもありますが、同時に不安もあります。 いざというとき、頼れる人がそばにいないこと。 今まで親に頼っていた身の回りのことも全部自分でしなければならないことなどです。また、女子大生ということもあり、自分の身を守ることも意識しなければなりません。両親が一番心配したのもそこでした。

他人に迷惑をかけるような行為をしないこと。不審者に狙われないように注意すること。 部屋の戸締り、火のもとはしっかりとチェックすること。 最低限、安心安全に暮らせるための注意だけは怠らないようにとしつこいほど言われ、 自分なりのルールを設けて守っていました。 親からすれば、好き勝手遊んでばかりのじゃじゃ馬に見えていたと思いますが、 一人暮らしをすることで、自由と責任の背中合わせの意味を体で知りました。 長く一人暮らしされている方も多くいらっしゃると思いますが、 実家を出る機会の少ない人でも一度は経験されるとよいと思います。